■秋の味覚といえば、やっぱり栗!
栗にまつわる風習に「栗節句」と「栗名月」があります。「栗節句」とは、旧暦9月9日に秋の味覚「栗」を食することにより、さらなる健康を願うというもの。江戸時代には「七草」「桃の節句」「端午の節句」「七夕」と並んで「五節句」に制定されていたほど。「栗名月」は「十三夜」とも呼ばれ、「仲秋の名月=十五夜」の約1ヵ月後に訪れる名月。仲秋の名月だけを見て栗名月を見ないのを「片見月」といい、縁起の良くないものとされていました。このように、栗は私たち日本人の暮らしと実は馴染みの深いもの。心にも体にも栄養をたっぷり与えてくれる存在なんです。